KANOU Hiroki
kanou****@khdd*****
2005年 12月 20日 (火) 01:15:30 JST
狩野です。 保存した TTF をいったん開いて、GPOS を含む TTF を書き出すと 'DFLT' スクリプトの GPOS フィーチャが書き出されなくなり、 カーニングがちゃんと動作するようになるようです (最初に保存 したときにちゃんとしていないのは FontForge のバグだと思います)。 2回保存するように build-ttf.pe 書き換えましたので、フォントを 構築したうえで Mac OS X 10.4 上の Illustrator や TextEdit で 動作するかお確かめいただけないでしょうか。 Windows 上の Illustrator CS では、初めてカーニングが動くように なりました。文字ウィンドウのカーニング設定を「自動」にすると、 Windows にインストールしたフォントも Program Files/Common Files /Adobe/Fonts にインストールしたフォントもカーニングが効いてます。 もう 1 つの変更として、latin_proportional2/kernings に、"M" に からむ項目 (現在は "Mj" のみ) を登録しました。山形の "M" を 使うなら、"A" と似たようなカーニングを設定しておいた方がいいと 思います。("Mj" のカーニングを取り止めるのであれば、値を 0 に 設定してください)。 最後に一つ提案ですけど、カタカナ語に瀕出するナカグロ (・) が あったほうが使いやすいのではないでしょうか。 狩野 宏樹 <kanou****@khdd*****>