[M+ OUTLINE FONTS 457] Re: カーニングをお試しください

Back to archive index

coz coz****@under*****
2005年 12月 20日 (火) 16:08:13 JST


森下です。


> 2回保存するように build-ttf.pe 書き換えましたので、フォントを
> 構築したうえで Mac OS X 10.4 上の Illustrator や TextEdit で
> 動作するかお確かめいただけないでしょうか。

お疲れさまでした。両方で無事、kerning を確認できました。

> Windows 上の Illustrator CS では、初めてカーニングが動くように
> なりました。文字ウィンドウのカーニング設定を「自動」にすると、
> Windows にインストールしたフォントも Program Files/Common Files
> /Adobe/Fonts にインストールしたフォントもカーニングが効いてます。

じ、実は上記のカーニング設定を今まで知りませんでした。
Illustrator の様なプログラムでは、当然初期設定で kerning 処理をして、
そのフォント本来のデザインを表示するものと思っていました。
もしかしたら、今までのフォントでも設定を「自動」にする事で
kerning 処理されていたかも知りません。ごめんなさい。
# 英数字のデザインを始めた頃から、既存欧文書体に全然 kerning 処理され
# ている形跡が見当たらないと感じていたのですが、
# その時点で設定方法に気付くべきでした。

Safari.app では相変らず kerning 処理されていません。
でもヒラギノなどを指定しても同様なので、そういう仕様なのでしょうね。
描画速度を稼いでいるかどうか知りませんが。

> もう 1 つの変更として、latin_proportional2/kernings に、"M" に
> からむ項目 (現在は "Mj" のみ) を登録しました。山形の "M" を
> 使うなら、"A" と似たようなカーニングを設定しておいた方がいいと
> 思います。("Mj" のカーニングを取り止めるのであれば、値を 0 に
> 設定してください)。

設定を追加し commit しておきました。kerning 処理全体について、
機械的に調整して 7 ウェイトに適応させる事には無理がありますが、
まあ、やらないよりはマシという事でとりあえず妥協します。
一応普通には使えますし、既存書体と比べても大きく引けを取る
様は事は無いと思います。

> 最後に一つ提案ですけど、カタカナ語に瀕出するナカグロ (・) が
> あったほうが使いやすいのではないでしょうか。

記号類の太さの再検討と共に、次回移行の課題と考えていたのですが、
中黒が補完されない、もしくはバランスが崩れているのでしょうか?
環境によって問題が生じている様であれば急いで追加します。



mplus-fonts-dev メーリングリストの案内
Back to archive index