6.2. 設定の保存と再読み込み

NVDAは、設定情報をNVDAディレクトリ内のnvda.iniと呼ばれるファイルの中に保存します。もしかしたらこのファイルに直接触る必要はないかもしれませんが、上級者の利用者はこの設定ファイルを使って、まだ設定のためのダイアログボックスがないような追加の設定項目の変更ができます。 NVDAは自動的に変更された設定項目を保存することはありませんので、もしNVDAを終了させて再度起動すれば、設定項目はオリジナルの状態に戻ります。 設定を保存するには、NVDAメニューの中の設定情報の保存という項目を利用するか、任意の場所からNVDA+Control+cを押す方法があります。 もしNVDAがCDのような読み取り専用のファイルシステム上にある場合は、設定を保存することはできず、その旨が通知されます。 もしも設定に失敗して、すでに保存されている設定状態に戻さなければならなくなった場合は、NVDAメニューの中の"保存された設定に戻す"という項目を利用するか、任意の場所からNVDA+Control+rキーを押すことで、すでに保存されている設定状態に戻すことができます。