『openGion』の特長

『openGion』の特長を挙げるとすれば、以下の3つに集約できます。

(1).短納期指向

(2).効果的な開発

(3).RDBMSが中心


(1)短納期指向

短納期指向とは、開発の初めから実稼動までのリードタイムの短縮を目指すというものです。 エクストリーム・プログラミング (XP) などのアジャイルな方法論が注目を集めていますが、 考え方としましては、TOC(Theory of Constraints:制約条件理論)によるシステム開発の 変革による、スループット向上を中心に、XP的な考え方を取り込んでいます。

(2)効果的な開発

効果的な開発とは、『効率の追求から効果の追求』に考え方をシフトし、 『今、必要な機能のみを実装する』という開発手法です。 『効率の追求から効果の追求』では、設計ー開発ー顧客の分業による一律開発から脱却し、 設計ー開発ー顧客が一体となって効果を追求することにより、顧客満足度を向上させる狙いがあります。

(3)RDBMSが中心

この中で、3番目のRDBMSが中心 というキーワードが、最もこのエンジンを特徴付けている のかもしれません。 現在のWebアプリケーションの中心はJ2EEです。EJBだ、MVCだと騒がしのですが、 RDBMSで扱う表形式というのは、人が最も理解しやすい形式であり、かつ、非常に強力で 柔軟だと思います。 これを最大限活用する為、RDBMS中心の設計としました。