IOT-House_zero_w

Raspberry Pi zero wでホームオートメーションやホームセキュリティを実現するものです、プログラム言語はC shell javascriptで書かれています

Ver 0.08からのIOT-House_zero_wは旧Raspberry Piと兼用する事が出来ます

GPIOの0~3の4bitを出力、4~7の4bitを入力として使い、GPIOのピンは、gpio readallコマンドで表示されるwPiの番号です

pifaceを使用する場合、interfaceをgpio→piface選択、/boot/config.txtの『#dtoverlay=w1-gpio』項目を有効にしてrebootが必要です

ハードウエアとしては、Raspberry Pi zero wにModuleカメラ、MONOSTICKとTWE-Lite-DIP、学習型赤外線リモコンIRkit、USBモデム、I2C温湿度センサーAM2320、環境センサーBME680を使います

無線モジュールMONOSTICKとTWE-Lite-DIPはDIOだけではなく、I2C接続の温湿度計AM2320(AM2321)、100均電卓のソラーパネルで簡易照度センサーなどを利用して離れた物を監視制御しています

zero_w_iothouse001.png

下記容量のflashメモリを用意して下さい
# fdisk /dev/mmcblk0

Welcome to fdisk (util-linux 2.29.2).
Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.

Command (m for help): p
Disk /dev/mmcblk0: 7.3 GiB, 7820279808 bytes, 15273984 sectors
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x15ae16d5

下記URLよりダウンロードします

https://osdn.net/projects/pepolinux/releases/p15935

ダウンロードしたIOT-House_zero_w_xx.7zを展開、IOT-House_zero_w_xx.imgをflashメモリへ書き込みます

IOT-House_zero_w_xx.imgを書き込んだflashメモリ装着します

Raspberry Pi電源を投入します、ACT LEDの点滅が落ち着くまで3分以上待って電源オフします

flashメモリを取り出し、下記/boot/iothouse_config.txtをテキストエディタで例に習って編集します

MAC AddressフィルタリングしているWifi環境では以下の表示されているアドレスを登録、フィルタリングを有効にします

※ # Wireless address of this machine --> b8:27:eb:XX:XX:XX

USB接続eth0で認識出来るデバイスを使う場合はSSIDとKEYをコメントアウトします

# Please describe the setting for IOTHouse below
# Wireless address of this machine -->  b8:27:eb:XX:XX:XX
# The following is an example of a static ip address
#HOST_NAME=iot000
#SSID=iothouse999
#KEY=999iothouse
#IP_ADDRESS=192.168.1.200/24
#GATE_WAY=192.168.1.1
#NAME_SERVER=8.8.8.8
# end of an example

# The following is an example of dynamic ip address
# Access is iot000.local
#HOST_NAME=iot000
#SSID=iothouse999
#KEY=999iothouse
#IP_ADDRESS=dhcp
# end of an example

HOST_NAME=
SSID=
KEY=
IP_ADDRESS=
GATE_WAY=
NAME_SERVER=

/boot/iothouse_config.txtの編集が終わったflashメモリを装着し、Raspberry Piを再度電源を投入

Webブラウザでhttp://HOST_NAME.localへアクセス、ユーザー名:remote パスワード:hand でログインします

sshでは ユーザー名:pi パスワード:pepolinux です

Mail Settingタブでgmailアドレス、パスワード、keyward、gmailチェック間隔、ジッターなどを設定します

【Mail Check】項目を0にすると定期的なメールの読み取りを行わない・・・警報やアラートなどの送信のみ

【Jitter】項目を0にすると最大5分前迄のメールコマンド実行を有効にする

Mail_setting.PNG

Sever Controlタブでwebログインのユーザー名とパスワード環境を設定します、設定したログイン情報は他Raspberry Piと連携する際、同じものを使います

zero_w_iothouse002.png

以上で最低限の設定をしてrestartします

DIO Settingタブで監視制御と対象の入力端子、出力端子の別名や、IRkit、Tocos無線モジュール、modemなどの設定をします

IOT_house_dio_setting.png

UVC対応USBカメラやモジュールカメラを接続、ライブ動画を配信する事が出来ます

GPIOに接続したAM2320温度湿度センサーのグラフを表示させます

gpio_temp.png

gpio_hum.png

GPIOに接続した環境センサーBME680センサーのグラフを表示させます

iot-house_2019.010.png

CPU温度をグラフ表示させます

cpu_temp.png

TWE-LITE DIPに温湿度計AM2320(AM2321)接続してグラフ表示させます

i2c_temp.png i2c_hum.png

TWE-LITE DIPのAIに百均電卓を接続して屋外簡易照度センサーとして使用

屋外簡易照度の値をグラフ表示、日没後に玄関電灯を点けるタイミングをスライス値で決定 Illuminance_sensor.PNG

定時処理で各種のセンサー値のスライス条件で電灯などをオン・オフ

Scheduled_processing.PNG

Smart Phone用に出力操作が容易に出来る画面を用意しました

iot-house_2019.013.png

机の奥で眠っていた古いスマホで環境センサー表示

old_smapho_disp.jpg