[prime-dev: 200] T-Code向けの変換機能

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akira yamada akira****@arika*****
2004年 1月 28日 (水) 20:32:50 JST


>>>>> In <87smi0z9hn.wl%komat****@taiya*****> 
>>>>>	Hiroyuki Komatsu <komat****@taiya*****> wrote:
> ちょっと違います。各 lookup は以下のようになっています。

理解できたと思います。

> 勝手な想像から T-Code では「よ→米子」という変換はいらないと考えて
> しまっていました。T-Code + PRIME でうれしい予測方法というのは、
> どのようなものでしょうか。

T-Codeで可能な入力は以下です。

  (1) ひらがな、カタカナを直接タイプできる
  (2) 漢字のうちよく使われるものを直接タイプできる
  (3) 直接タイプできない文字の多くは漢字の構成部品を組み合わせることで
      間接的に入力することができる(部首変換)
      例: 食欠→飲
  (4) 交ぜ書き状態からパターンマッチによる漢字変換ができる(交ぜ書き変換)

(2)の「よく使われる」というのがなかなかクセモノでして、
たとえば「駄」は直接入力できません。
これは、頻度のデータるとるに新聞を使ったためで
たとえば小学校で習う漢字でも直接タイプできないものがあります。
# この点についてはいくつかの拡張実装がありまして
# いくつかの方法でサポートしようとしています。

(4)についは今までいろいろとお願いしていて、
かなりの範囲を実現できるようになっていますが、
(3)についてはprime-tcodeでは今のところできないと思います。

先のメールは「のむ→飲む」ができないことを
きっかけに書いたメールなのですが、
そう考えるとlookup_prefixは必要なさそうだけど
lookup_japaneseは必要そうだと思えてきました。

実際のところ「よ→米子」というところまでは
たいては必要なくて、「よなご→米子」ができたり
「よな子→米子」ができれば十分なのかなと思っています。
ただ、この辺はもう少し使ってみないと
なんとも言えないということになりそうです。
# というわけで、lookup_prefixを削って
# lookup_japaneseを加えた状態で
# しばらく使ってみることにします。

(3)については、できるようになるとうれしいですが、
今の時点でなくてはならないとまでは私は考えていません。

想像ですが上の(1)〜(4)については、
他の直接入力方式でも似たようなところがあると思います。

以下、ちょっと余談になります。

もう少しprime-tcodeの利用者が増えてこないと
確かなことはわかりませんが(*)、
ハードなT-Code利用者は純粋なT-Code環境を望むと思います。
しかし、入力の効率化を求める人はprime-tcodeによって
もしかすると増えるかもしれません(ちょっと希望的な想像 :-)。
そういう人々は私と同じような軟派なT-Code利用者となるでしょうから、
読みからも漢字を得られ、かつ、交ぜ書きにも対応している
というのがうれしい状況になってくると思います。

  (*) 必要な設定もほとんどなくなってきていますし、
      そろそろT-Codeな人々に紹介するメールを書いてみようと思っています。

ところで、候補を選んでいくと、
たとえば「話す」を入力した場合ですと
「yk,f」「話ス」「話す」の順に候補に出てくるわけですが、
これを「話す」「話ス」の順にして「yk,f」を出せないように
することは可能でしょうか?

順序のほうが難しかったとしても「yk,f」が出なくなると
けっこううれしい度がアップします。
この点についてはおそらく一般的なローマ字入力以外
マップを使っている人にとっても同様ではないかと思います。

-- 
やまだあきら / akira yamada  <http://arika.org/>
(akira****@arika*****, akira****@vinec***** or akira****@linux*****)



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