概要

SDLを主に用いたゲーム用ラッパー

開発環境の構築

Visual C++ .NET

2003,2005,2008で確認済み。2010もいけるかも。VC6は不明。

  1. http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/ からダウンロード&インストール。SQL Serverは入れなくてもいいです。
  2. プロジェクトを適当に作成
  3. ライブラリ等を下記のように配置したものとして説明。後々のこと考えると、相対位置が固定されるように配置した方が良い。
    Lib/lib/SDL.lib
    Projects
     -HPLLib/HPLLib.lib
     -Project1
      -data/image
      -build/VC9/Project1.proj
      -src/pr1/game/GStaticData.cpp
     -Project2
    ...
    
  4. プロジェクトのプロパティで以下を設定
  • デバッグの作業ディレクトリをProjects/Project1とかにする。(dataフォルダの位置)

Dev C++

  1. http://sourceforge.net/projects/dev-cpp/ からダウンロード&インストール。MinGWもインストール。MinGWを既に入れてるのであればDevC++のみ。
  • MinGWを別ドライブに入れるとコンパイルに失敗したりする。

雛形

まずは、とにかく動作する基本的な構造を作成します。 DXLibみたいにほとんど何も書かなくていいものを期待するとがっかりします。

作者が良く使うファイル構成は以下の通り。ファイル名や位置に制約は無い。

  • game/GEnum.h
  • game/GSetting.h
  • game/GSetting.cpp
  • game/GStaticData.h
  • game/GStaticData.cpp
  • main.cpp

GEnum.h

キー設定やスプライト番号など、通し番号の管理用。 アニメーション番号とか管理すると0.6KLくらいにはなります。

  1. #ifndef _G_ENUM_
  2. #define _G_ENUM_
  3. namespace GEnum{
  4. namespace KeyMap{
  5. enum{
  6. UP,
  7. DOWN,
  8. LEFT,
  9. RIGHT,
  10. A,
  11. B,
  12. C,
  13. D,
  14. E,
  15. F,
  16. G,
  17. H,
  18. I,
  19. J,
  20. K,
  21. L,
  22. MAX_KEY
  23. }:
  24. };
  25. };
  26. #endif

main.cpp

  1. #include <hpllib/HPLLib.h>
  2. #include "game/GStaticData.h"
  3. int main(int argc, char** argv){
  4. return 0;
  5. }

ツール群