simplate (0.4.2) | 2010-01-13 01:02 |
Apache をインストールします。Apache のダウンロードページ から最新の Win32 Binary (msi ファイル) をダウンロードし、ウィザードに従ってインストールしてください。デフォルトのインストールで問題ありません。ここでは Apache 2.2.14 を C:\tools\Apache2.2\ にインストールしました。
PHP の Windows Binaries をインストールします。PHP のダウンロードページ から 5.2.x の最新の installer をダウンロードし、ウィザードに従ってインストールしてください。ここでは PHP 5.2.11 を C:\php にインストールしました。
Web Server Setup では、インストールした Apache のバージョンに合わせてラジオボタンを選択します。Apache 2.2.14 をインストールしたので Apache 2.2.x Module を選択します。
Apache Configuration Directory では、Apache の conf ディレクトリの場所を指定します。Apache の conf ディレクトリは、Apache インストールディレクトリの直下にあります。この場合 C:\tools\Apache2.2\conf になります。
Choose Items to Install では、不要なものは極力インストールしない方がハマりません。Simplate を動かすためだけの環境であれば、デフォルトのままで次へ進みましょう。
PHP (Windows Binaries) インストール後、httpd.conf (C:\tools\Apache2.2\conf\httpd.conf) は、ファイルの最後に以下のような行が追加されていました。
このままの内容で問題はありません。
Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition をインストールします。VC のダウンロードページ からダウンロードし、ウィザードに従ってインストールしてください。
PHP のソースコードを PHP のダウンロードページ から取得します。取得した tar ball を展開します。ここでは C:\src\php-5.2.11 に展開しました。
これで Simplate をコンパイルする環境が整いました。
Simplate のファイルを取得し、ファイルを展開します。以下のようなディレクトリ構成になるよう、展開します。
ここで (1) に配置するファイルは Binary でインストールした php のインストールディレクトリ配下の dev ディレクトリからコピーしてきます。この場合は C:\php\dev\php5ts.lib になります。
simplate.vcproj をダブルクリックし、開きます。プロジェクトファイルの変換ウィザードが立ち上がった場合は、ウィザードに従ってプロジェクトファイルを変換します。
メニューバーの「ビルド」→「構成マネージャ」をクリックし、「アクティブ ソリューション構成」を「Release」に変更します。
メニューバーの「ビルド」→「ソリューションのリビルド」をクリックします。はじめて実行する場合はソリューションファイルの保存先を聞かれますが、そのまま OK で問題ありません。
ビルドが正常に完了すると Release フォルダ配下に php_simplate.dll ができあがります。この場合は C:\src\php-5.2.11\simplate\simplate-X.Y.Z\Release\php_simplate.dll です。
ビルドした php_simplate.dll を extension ディレクトリにコピーします。この場合は C:\php\ext です。ext ディレクトリがなければ作成してください。そして、php.ini ファイルに extension の設定をします。C:\php\php.ini を開き、以下の行を追加します。
これで Apache を再起動すれば完了です。
上記内容のファイルを C:\tools\Apache2.2\htdocs\phpinfo.php として保存し、ブラウザから http://localhost/phpinfo.php にアクセスし、以下のような情報が出力されていれば OK です。
simplate support | enalbed |
Version | X.Y.Z |