ここでは極く基本的な使い方だけを説明します。より詳しい情報はオンラインマニュアル http://smart-gs.sourceforge.jp/manual/ja/ を参照してください。初めての方は、オンラインマニュアルの「初期設定」「ワークベンチでの作業」の章にまず目を通してください。

起動

起動用ファイルの確認

ダウンロードしたZIPファイルを解凍してできるSMART-GSフォルダ(解凍時は smart-gsという名前)を開くと、色々なファイルやフォルダとともに、smart-gs.exe, SMART-GS.bat, SMART-GS.sh というファイルがあります。こういうものはないが、smart-gs, SMART-GS という名前のファイルならあるというときは「拡張子が非表示」のモードになっていると思われます。SMART-GSは拡張子を表示して使うことを前提として作ってあります。そのため拡張子を表示しないで使うと間違いの元になりますので、拡張子を表示して使う事を強く勧めます。(ただし、ファイルの種類をちゃんと認識できる人ならば表示しなくても大丈夫です。)拡張子の表示方法は、次を参考にしてくだいさい。

起動の仕方

SMART-GS の起動には、Windows では、smart-gs.exe あるいは SMART-GS.batを、UNIX, Linuxでは、SMART-GS.sh を使います。smart-gs.exe と SMART-GS.bat の違いは、前者では起動時にスプラッシュが表示され、もし Java がない場合にはインストールに導いてくれることだけですから、本質的には同じものです。SMART-GS.sh はシェルファイルです。ターミナルから起動してください。

ユーザ名

始めて起動した時には、ユーザー名を入力するように促されます。このユーザ名は安全上のためのものではなく、画像のマークアップなどの活動を記録するためのものですのでパスワードはありません。このユーザ名は、SMART-GSフォルダの preference.xml というファイルに保存され、以後、このフォルダから SMART-GS を起動すると自動的にユーザ名は、preference.xml に記録されているユーザ名が使われます。(変更には Preference 機能をつかいます。http://smart-gs.sourceforge.jp/manual/ja/startup.html#preference2 参照)

SMART-GS0.8以前からのユーザは必ずこれを読んでください

SMART-GS0.8では、DSCファイル、行情報ファイルの配置場所が変更になり、画像 foo.jpg の DSCファイルは、foo.jpg があるフォルダ内の dsc というフォルダに置くことになっています。また、行情報ファイル foo.xml は、foo.jpg と同じフォルダに置きます。また、これに伴い、Preference から DSCフォルダを設定する項目が無くなりました。この変化に対応するために、SMART-GS0.8より前のユーザは必ずwiki:0.8より古いバージョンへの対応で説明してある作業を行なってください。