Tadotter JavaFX版の使い方

起動

Playボタン

概要

Playボタンをclickすると、TwitterのReplyを拾い、Reply先のそのまたReply先へと芋づる式にタドって表示します。

詳細

Playボタンをclickすると、TadotterはTwitterの「公開つぶやき」(public_timeline)を走査してタドりの先頭に位置づけるユーザを取得します。

先頭ユーザの決定条件

  • languageオプションでonly Japaneseが指定されている場合、つぶやきに平仮名またはカタカナを含むユーザを探します。
  • 過去に先頭になったことのあるユーザは読み飛ばします。

走査した結果、ユーザを決定できなかった場合は、少しの時間をおいてから再び「公開つぶやき」を取得して同じ走査を行います。 retry intervalオプションは再走査を始めるまでの時間です。 ユーザが決定するかStopボタンがclickされるまでこの動作を繰り返します。 先頭のユーザが決まったら、ユーザのつぶやきのページを走査してReplyのつぶやきを取得します。 Replyとは、つぶやきの先頭にアットマークとユーザ名を付けて誰かに宛てられた発言のことです。

Replyの決定条件

  • つぶやきの行頭にアットマークがあり、次にスペースが出現するまでの間の文字列をユーザ名とみなします。
  • RTは拾いません。
  • 複数人に宛てたReplyでも最初に記述されたユーザだけを拾います。
  • languageオプションでonly Japaneseが指定されている場合、つぶやきに平仮名またはカタカナを含むユーザを探します。
  • 実行中のタドりで既に表示されたユーザは読み飛ばします。

取得できたReplyを表示します。取得できなかった場合には処理を終了して理由を表示します。 次にReplyの書かれている宛先のユーザのページを同じ条件で走査します。 そして取得できたReplyを表示します。これを繰り返します。これがタドるということです。

タドれなくなる条件

  • タドった数がmax countオプションで指定された数値に達したとき。
  • Reply先のユーザがつぶやきを公開していないとき。
  • Reply先のユーザが誰にもReplyしていないとき。
  • 既に表示済みのユーザ宛てにしかReplyしていないとき。
  • Replyの書き方が正しくないとき。
  • Reply先のユーザのページが存在しないとき。
  • Twitterが応答しないとき。

Stopボタン

Playボタンをclickすると、PlayボタンはStopボタンに切り替わり実行中のタドりを停止することができます。 Stopボタンをclickすると、ボタンの表示はStopping...に切り替わりclickできなくなります。 すでにStopは受理されていて、裏で走っている通信スレッドが停止するまでStopping...のままです。 通信スレッドが停止したらボタンの表示はPlayに切り替わり、再びタドることができます。 Stopボタンで途中で止められたタドり結果も履歴に残ります。

Optionボタン

language
only Japaneseを選択すると、平仮名かカタカナを含むつぶやきだけを取り上げます。他は読み飛ばします。 ですから漢字と半角英数字だけで構成されるつぶやきは、TadotterではJapaneseとみなされません。 日本人が寝ている時間帯はany languagesを選択した方がよいでしょう。

max count
タドる数はこの数値までです。多いに越したことはないでしょうが、私(開発者)には重要なオプションです。

retry interval
先頭のユーザが決定できないとき、Tadotterは一息いれます。すぐに同じ処理を始めても同じ結果になることが 多いからです。Twitterの「公開つぶやき」がいつでもサクサクと更新されるわけではないようです。 更新頻度に合わせてこの数値を調整するとよいでしょう。

これらのオプションは次回Tadotterを起動したときに、すべてデフォルトの状態に戻ります。

Fontボタン

つぶやきのフォントを変更することができます。Prev/Nextボタンで履歴を参照したときにも適用されます。 すべてのフォントがBOLDやITALICの要求に応えられるわけでは無いようです。

Prev/Nextボタン

Playボタンでタドった結果は履歴として保存されています。この保存はTadotterが終了するとき破棄されます。 保存している履歴の数は、最下部のOption表示部に"History[size=?]"で表示します。 Prevボタンをclickすると前回のタドり結果を表示します。さらにclickするとその前回を表示します。 Nextボタンはこの逆を行います。Prev/Nextボタンで履歴を行き来しながら閲覧できます。

ステータス表示部

主に通信スレッドの処理過程と処理結果を表示します。 ちゃんと動いているのかという不安の緩和を目的としています。

タドりメーター

タドった数を一個の丸で表示します。黄色が通常の色です。赤色は過去の最大記録を更新していることを示します。 タドった後で表示している数値は過去最大のタドり数を表示しています。 このメーターはスペースの都合上48個までしか表示しません。そこまでいくことは稀なのでそうしています。 実際51まだタドったときには、メーターの表示がおかしなことになりましたが、そのままにしてあります。

つぶやき部

つぶやきをclickすると、そのユーザのTwitterのページがブラウザに表示されます。新しいブラウザ(ウインドウ)が 起動されるか、新しいタブに開かれるかは、ご使用のブラウザ次第です。

Option表示部

  • 現在のOptionの設定値
  • 現在使われているフォントの情報
  • 保存されている履歴の数

ブラウザの外へのドラッグ

アプレットで動作するTadotterをブラウザの外に移動することができます。 Shiftキーを押しながらマウスのメインボタンでドラッグしてください。 ブラウザを終了してしまっても、デスクトップに移動されたTadotterは動き続けることが可能です。 右上に現れる終了ボタン[x]で終了してください。