最新コードの取得方法

インターフェース誌2010年5月号付録DVDに同梱されているVMware Playerの実行イメージには、即座にビルドを試せるように~/workspace下にEclipseのプロジェクトが配置されています。この中のプロジェクトはいずれも当プロジェクトのCVSサーバーを参照しており、EcipseのCVS機能を使ってupdateをかけることで常に最新のソースコードを取得できます。

しかし、~/workspace/jsp_studyディレクトリだけは、ローカルCVSサーバーを参照しています。これは、多くの読者が短期間でCVSタグ間の比較を行う事で、sourceforgeのCVSサーバーに負荷がかかることを恐れたためです。このため、jsp_studyの最新コードを当プロジェクトから取得するには、次の二つの方法のいずれかを行ってください。

  • jsp_studyサブディレクトリを作り直す
  • CVSサーバーの内容をコピーする

jsp_studyサブディレクトリを作り直す

現在あるjsp_studyサブディレクトリを消去し、当プロジェクトのCVSサーバーから取得しなおすことで最新のコードを取得できます。この場合、CVSのupdateコマンドを実行することで常に最新のコードを取得できます。

まず、~/workspace/jsp_studyを削除します。Eclipseを立ち上げ、ワークスペースのjsp_studyを右クリックしてください。コンテキスト・メニューからDeleteを実行します。削除する場合、ディレクトリ内のコードも削除します。

次に、CVSから最新コードを取得します。EclipseのメインメニューからFile->New->Project...を実行してください。"New Project"ダイアログが現れますので、CVS下の"Projects from CVS"を選んでNextを押します。

CQ LPC2388-2010-05-16-09-00-50.png
Projects from CVSを選ぶ

ウィザード画面が"Checkout from CVS Repository"に進みますので、:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/toppersjsp4lpcを選び、Nextを押します。

CQ LPC2388-2010-05-16-09-01-22.png
リポジトリを選ぶ

ウィザード画面が"Select Module"に進みますので、"Use existing modules"を選び、リストから"jsp_study"を選んでFinishを押します。

CQ LPC2388-2010-05-16-09-03-15.png
モジュールを選ぶ

これで最新版のコードを取得できます。今後はCVSのupdateコマンドを実行するだけで最新版を取得できます。

CVSサーバーの内容をコピーする

以下のコードをShell上で実行してください。

cd ~
rsync -avz rsync://cvs.sourceforge.jp/cvsroot/toppersjsp4lpc .
sudo rm ~/cvs/repo/CVSROOT/jsp_study -r
sudo mv ~/toppersjsp4lpc/jsp_study ~/cvs/repo/CVSROOT
sudo rm ~/toppersjsp4lpc -r

これでVMware上のローカルCVSのレポジトリが最新版になります。なお、この作業は当プロジェクトのCVSがアップデートされる度に繰り替えさなければなりません。

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