internal24-38-関数説明 - Linux Kernel Documents Wiki - Linux Kernel Documents

関数説明

add_timer()
- タイマーリストにハンドラを登録. expire時間までの長さに応じて、登録するtimer_vecを選択する。
del_timer()、del_timer_sync()
- タイマーリストからハンドラを削除。del_timer_sync()はシングルプロセッサの場合、del_timer()と同じである。マルチプロセッサシステムの場合、del_timer()と異なり、指定されたタイマーが動作中の場合は、タイマーの完了を待ち合わせてから削除処理を行う。
mod_timer()
- タイマーリストに登録されているハンドラの起動時間を変更
run_timer_list()
- タイマーリストに登録されているハンドラのうち、expireの時間に達したものを呼び出す。毎クロック毎にtimer_vec_rootのエントリを一つ実行する。
- timer_vec_rootのエントリが一周する毎(256tick毎)に、一つ上のtimer_vecのカウンタも一つ進め、 1エントリ分を読みだしtimer_vec_rootに展開し直す。
- 一つ目のtimer_vecのエントリが一周する毎(256×64tick毎)に、一つ上(二つ目)のtimer_vecのカウンタも一つ進め、1エントリ分を読みだし、一つ目のtimer_vecに展開し直す。

(NIS)HirokazuTakahashi
2000年12月09日 (土) 23時55分06秒 JST1