[Tomoyo-dev 995] Re: Ubuntu への TOMOYO の再提案

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Kentaro Takeda taked****@nttda*****
2009年 3月 12日 (木) 20:50:04 JST


Tetsuo Handa さんは書きました:
> 納得しません。では、 Mandriva さんは何故非 LSM 版の TOMOYO を採用した
> のでしょう? Turbolinux さんと共同開発するためという事情があるでしょうが、
> 「いかなる事情であれディストリビュータは LSM 版以外は受け入れない」という
> 証明にはなっていません。提案するのなら、ディストリビュータに対して両方の
> 選択肢を示すべきです。
> 
> Fedora さんは SELinux を推しているので、 LSM 版の TOMOYO を使うためには
> SELinux を無効にしなければなりません。 SELinux がデファクトスタンダードに
> なってきて、ポリシーも充実してきているのに、どうして Fedora さんが SELinux を
> 無効にしてまで TOMOYO を選ぼうとするでしょう?
では、ディストリビュータが非LSM版を選ぶ根拠は何でしょう?
SELinuxやSmack, AppArmorと共存できるから?
共存のメリットは現時点で理解されません。
非LSM版を提案してきた時点で「なんか変なの来た」で終わりです。

TurbolinuxやMandrivaがTOMOYOを採用したのはメインライン化が
まだ見通せていない時期でした。それは先見性があったといえますが、
LSM版のメインライン化が現実的になった今、LSM版と非LSM版を並べたとき、
ディストリビュータが好んで非LSM版を選ぶ理由はないはずです。
LSM版は少なくともカーネル開発コミュニティでは認知されたものなので。

>> どんな形であれ非LSM版はUbuntuの開発メンバに受け入れられるはずはなく、
>> 結果としてディストリビュータ経由ではユーザの手元に届かないということを
>> ご理解ください。
> 
> 理解しません。ユーザからの要望が出てきたら開発メンバは無視すると何故決め込む
> のですか?まだ TOMOYO が知られていないからユーザからの要望が出てきていない
> のであって、「ディストリビュータ経由ではユーザの手元に届かない」ことを証明
> するものではありません。
ユーザの要望をUbuntuの開発メンバが無視するとは言ってません。
機能的な充実がユーザからの要望として出ればそれに応じた拡張をLSM版に実施すべきです。
すぐに使いたいというユーザはTOMOYOプロジェクトから非LSM版を落として使ってもらう。
標準カーネル以上の機能を使おうとする以上、ABIが壊れるのはユーザも受容するでしょう。




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