Kentaro Takeda
taked****@nttda*****
2009年 3月 12日 (木) 20:50:04 JST
Tetsuo Handa さんは書きました: > 納得しません。では、 Mandriva さんは何故非 LSM 版の TOMOYO を採用した > のでしょう? Turbolinux さんと共同開発するためという事情があるでしょうが、 > 「いかなる事情であれディストリビュータは LSM 版以外は受け入れない」という > 証明にはなっていません。提案するのなら、ディストリビュータに対して両方の > 選択肢を示すべきです。 > > Fedora さんは SELinux を推しているので、 LSM 版の TOMOYO を使うためには > SELinux を無効にしなければなりません。 SELinux がデファクトスタンダードに > なってきて、ポリシーも充実してきているのに、どうして Fedora さんが SELinux を > 無効にしてまで TOMOYO を選ぼうとするでしょう? では、ディストリビュータが非LSM版を選ぶ根拠は何でしょう? SELinuxやSmack, AppArmorと共存できるから? 共存のメリットは現時点で理解されません。 非LSM版を提案してきた時点で「なんか変なの来た」で終わりです。 TurbolinuxやMandrivaがTOMOYOを採用したのはメインライン化が まだ見通せていない時期でした。それは先見性があったといえますが、 LSM版のメインライン化が現実的になった今、LSM版と非LSM版を並べたとき、 ディストリビュータが好んで非LSM版を選ぶ理由はないはずです。 LSM版は少なくともカーネル開発コミュニティでは認知されたものなので。 >> どんな形であれ非LSM版はUbuntuの開発メンバに受け入れられるはずはなく、 >> 結果としてディストリビュータ経由ではユーザの手元に届かないということを >> ご理解ください。 > > 理解しません。ユーザからの要望が出てきたら開発メンバは無視すると何故決め込む > のですか?まだ TOMOYO が知られていないからユーザからの要望が出てきていない > のであって、「ディストリビュータ経由ではユーザの手元に届かない」ことを証明 > するものではありません。 ユーザの要望をUbuntuの開発メンバが無視するとは言ってません。 機能的な充実がユーザからの要望として出ればそれに応じた拡張をLSM版に実施すべきです。 すぐに使いたいというユーザはTOMOYOプロジェクトから非LSM版を落として使ってもらう。 標準カーネル以上の機能を使おうとする以上、ABIが壊れるのはユーザも受容するでしょう。